もしも、新卒女子SEがアジャイルをマスターしたら
もしも、新卒女子SEがアジャイルをマスターしたら…
もしドラではありません。もしアジャです。
何のネタかというと、
Software Design 2012/07号の特集です。
Software Design (ソフトウェア デザイン) 2012年 07月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/06/18
- メディア: 雑誌
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内容は、「これからはアジャイルだよね〜。ところで、アジャイルって具体的にどんなことをするの?」っていう人向けの内容で、
ちょっとした物語風な解説記事となっています。
読んでみて自分なりに理解したことは、アジャイルってバズワーズであって、
「旧来型のウォーターフォール開発では開発スピードが追いつかない上に、
開発者のモチベーションも下が一方。
これを改善するにはどうしたらいいのだろう?」という問題点を改善していこう!という取り組みそのものがアジャイルなのかな?と。
XPやScrum、リーン開発を取り入れたからといって、それがアジャイルだとは言えないだろうし、
逆に、旧来型のウォーターフォールでも、迅速に開発出来るように工夫をしていくだけでもアジャイルかも知れない。
アジャイルっていうのは、上で書いたような具体的なようで極めて抽象的なものなのかも知れません。
イノベーションを起こそうという取り組みこそがアジャイルであり、手法ではない。
考え方であって、手段でもない。
そんな大事なことを説いているように感じる記事でした。
すでにアジャイルを実践している方ではなく、アジャイルってどんなものなのだろう?とか、
アジャイルを取り入れたいんだけど!って人にはお勧めです。