zshでzsh-completions
目的
家の macOS Catalina をようやく、bash から zsh へ移行した。 bashよりも使いやすいため、Dockerコンテナーを使って設定を試し、その手順を書き残そうと思う。
手順
docker pull
docker pull ubuntu:bionic
docker run と最新化
docker run --rm -it --name ubuntu ubuntu:bionic bash
apt update -qq apt full-upgrade -qqy
zsh と git のインストール
apt install -qqy --no-install-recommends git ca-certificates apt install -qqy --no-install-recommends zsh
Prezto のインストール
zsh cd $HOME git clone --recursive https://github.com/sorin-ionescu/prezto.git "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto"
setopt EXTENDED_GLOB for rcfile in "${ZDOTDIR:-$HOME}"/.zprezto/runcoms/^README.md(.N); do ln -s "$rcfile" "${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}" done
これで Prezto のインストールはOK
zsh-completions
git clone https://github.com/zsh-users/zsh-completions.git "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zsh-completions" echo 'fpath=(${ZDOTDIR:-$HOME}/.zsh-completions/src $fpath)' >> $HOME/.zshrc
zsh-completions のインストールもこれで良い。
というか。。。
公式サイトの手順でaptリポジトリーを追加しようにも、証明書の期限切れ?らしくてエラーとなるオプションで回避出来はするはずだけども、セキュリティー的によくないからやってない。 https://software.opensuse.org/download.html?project=shells%3Azsh-users%3Azsh-completions&package=zsh-completions
echo 'deb http://download.opensuse.org/repositories/shells:/zsh-users:/zsh-completions/xUbuntu_18.04/ /' > /etc/apt/sources.list.d/shells:zsh-users:zsh-completions.list wget -nv https://download.opensuse.org/repositories/shells:zsh-users:zsh-completions/xUbuntu_18.04/Release.key -O Release.key apt-key add - < Release.key apt update -qq W: GPG error: http://download.opensuse.org/repositories/shells:/zsh-users:/zsh-completions/xUbuntu_18.04 InRelease: The following signatures were invalid: EXPKEYSIG 9CBE063CAB8FE1F1 shells:zsh-users:zsh-completions OBS Project <shells:zsh-users:zsh-completions@build.opensuse.org> E: The repository 'http://download.opensuse.org/repositories/shells:/zsh-users:/zsh-completions/xUbuntu_18.04 InRelease' is not signed.
bashのcomplationよりも優秀で、↓のように候補が一覧表示されたりする、
$ git c<tab> -- common commands -- checkout -- checkout a branch or paths to the working tree clone -- clone a repository into a new directory commit -- record changes to the repository
追記
テーマ変更の方法もメモしとく
# テーマ一覧 prompt -l # テーマをプレビュー prompt -p <テーマ名> # すべてのテーマをプレビュー prompt -p # テーマを適用(再起動したら戻る) prompt <テーマ名> # テーマ適用(.zpreztorc) zstyle ':prezto:module:prompt' theme '<テーマ名>'
OpenJDK まとめ(2019年5月6日版)
Oracle JDKの公開アップデート提供が終了したことで色々と騒ぎになっていますが、 サードパーティ製のOpenJDK(OpenJDKのディストリビューション)を使えば大抵は解決するだろう。 楽観的ではなくOracleがJava 11をリリースするタイミングで、 JavaFXやJava Mission Control/Java Flight RecorderなどをOSS化しているので、 乗り換えれば良いというお話です。
ちなみに、Java、Java SEが有償化したのではなく、 OpenJDKのディストリビューションのひとつである Oracle JDK の公開アップデートが終了した話のまとめは 「Java 有償化」で誤解する人になるべく分かりやすく説明するためのまとめ - Togetter や、なぜ「Javaが有償化する」と誤解されてしまうのか考えてみる - kazokmr's Blog をご覧下さい。
さて、ここからが本題。
数あるOpenJDKのうち、どれを使えばいいの?ということになりそうなので、 OpenJDKのディストリビューションにはどんなものがあるかご紹介します。
※ 筆者はJavaのいちユーザーに過ぎないため、細かい間違いなどはあるかと思いますがご了承ください。
OpenJDK (Oracle公式バイナリ)
Oracleが中心(あくまでも中心であって、Oracle以外のベンダーも開発に参加しています。新機能の追加は主にOracleらしいです。)に開発されているOpenJDKのOpenJDKプロジェクトによるビルド。 6ヶ月毎にアップデートされて行く。 メジャーバージョンが変わって行くものの、実は今までのOracle JDKでは、 同じメジャーバージョンのアップデートリリースで機能追加が行われていたものが、 きちんと不具合修正のみと機能追加を含むという採番ルールに変わっただけという。。。
JDKの新しいリリース・モデル、および提供ライセンスについて
Red Hat版OpenJDK (この子はだけは無償ではないです)
Red Hat Developer | Red Hat OpenJDK Download
OpenJDKのセキュリティアップデートなどは、JDK 7の頃からRed Hat(最近、RedとHatの間にスペース入るようになったらしい。どうでもいいけど)が中心に行っているそうで、Red Hat Enterprise Linuxと、Windows版が提供されている。
LTSサポートあり。
無償で使えるのはWindows版(おそらくWindows Serverを除く?)だけなので、開発者向けの配布だそうです。
開発者向けの配布で、商用利用はサブスクリプションに加入する必要があるとのこと。
LIBERICA JDK
BellSoft | Java Platform and Applications Experts
BellSoft が提供しているOpenJDKディストリビューション。 LTSサポートあり。 AlpineLinux (must-libc)版あり?(少なくともDockerイメージは提供されています) JavaFX(多分OpenFX)も付属。 Windowsの32bit版もある。
多分、未だJigsaw対応出来ていなくて、Java 8のままなんだけども。。。というプロジェクトや、幾ら何でも6ヶ月毎の更新は対応が間に合わないという型の乗り換え先の最有力候補なんじゃなかろうか?
現状、後述のZuluの方がAlpineLinux対応はしっかりしているらしいです。
では少しだけw
— Takahiro YAMADA (@yamadamn) 2019年5月6日
Liberica JDK(一応Capital)を私が推すのは、あくまでクライアント用でJavaFXを利用していたところです。
先ほどツイートが見えたばかりですが、実はAlpineとかDocker対応はかなり中途半端です。
こちらを参考にしてください (他力本願) https://t.co/3dP7uzaPy0
Zulu Enterprise
Get Java Support OpenJDK Support subscriptions Java Security Updates
Azul Systemsが提供しているOpenJDKディストリビューション。 LTSサポートあり。 AlpineLinux (must-libc)版あり。 ライセンスはOpenJDKと同じGPLv2+クラスパス例外。 Java 11からはLICENSE テキストファイルが同封されなくなったが、同封のreadme.txtに記載されている。 また、それに加えてZulu/Azul Systemsの免責事項などが記載された利用規約が存在する。(記述内容がGPLv2+クラスパス例外と矛盾する場合はGPLv2+クラスパス例外が優先されるようなことが英語で書かれている)
LIBERICA JDKの次に有力な候補ではないかと思われる。(特にAlpineLinuxを使う場合)
ちなみに、ソースコードは要求しないと貰えないようです。 (昔のインターネット回線が遅かったり、常時接続じゃなかった頃を思い出させられる)
Amazon Corretto
Amazon Corretto(本番環境に対応したOpenJDKディストリビューション)| AWS
Amazon(AWS)が提供しているOpenJDKディストリビューション。 LTSサポートあり。 Windows版、Mac版もある。 基本的にはAmazon Linux向けかな? Javaの父であるJames Goslingは、現在Amazonに所属していることもあって話題となった。 Amazon Linux 2ベースで動いているJavaアプリは、これを使うのが良いのだろう。 (うちのプロジェクトは、AWSに乗っていても、後発のAmazon Linuxに乗り換えてすらいないで 他のOpenJDKディストリビューションに乗り換えましたけどね)
SapMachine
SapMachine | An OpenJDK release maintained and supported by SAP
SAPが提供が提供しているOpenJDKディストリビューション。 LTSサポートあり。 PPC用Linux版があるのが特徴。
AdoptOpenJDK
AdoptOpenJDK - Open source, prebuilt OpenJDK binaries
AdoptOpenJDKコミュニティが提供しているOpenJDKディストリビューション。 AdoptOpenJDKプロジェクト自体は、OpenJDKのビルドファームということで、 マイクロソフト含めて様々なベンダーがスポンサーとなっている。 HotSpot VM(Oracle JDKをはじめ、各OpenJDKディストリビューションはこれ)ベースと、 IBMのOpenJ9ベースの両方を提供しているのが特徴。 LTSサポートあり。
ただし、政治的な都合でTCKと呼ばれる互換性確認テストを通せていない。 (AdoptOpenJDKをTCK通したら、他のOpenJDKディストリビューションの存在意義が皆無になるから、 Oracleが嫌がっているという風の噂も。。。噂ですからね)
ちなみに、Windows版にOpenFXをバンドルする予定があるとか。
おまけ
IcedTea
https://icedtea.classpath.org/wiki/Main_Page
Java 8までのRed HatのOpenJDKディストリビューション。 (ページタイトルがMainPageって。。。)
IcedTea-Web
上記IceTeaから分離したJava Web StartのOSS実装。 今後、Java Web Startを無償で使うなら、IceTea-Webになるのだろう。
謝辞
OpenJDKソムリエの @yamadamn さん、ご確認およびご指摘いただきましてありがとうございました。
Vagrant で Tiny Core Linux!
boot2docker を使ってみたところ、その起動の速さに驚かされた。 そこで、Vagrant でTiny Core Linuxを使ったら起動が早くてカスタマイズしやすいヘッドレスなLinux環境が構築できるのでは?と思ったのでやってみた。
Tiny Core Linuxのインストール 公式サイトからCorePlusのISOイメージをダウンロードしてインストール。
Vagrant Box化するために色々と設定(ここがハマりどころポイントその1) 2.1. vagrant ユーザーの追加 2.2. (ここ重要!) /etc/sudoers に vagrant ユーザーを追加 visudoなんて使えないので、vimなりechoなり。。。 2.3. curl と opensshをインストール tceやtc-load使います。 2.4. (ここ重要!)
/opt/bootlocal.sh
に 以下を追加
/usr/local/etc/init.d/openssh start
2.5. (ここも重要!) sshd_config を作成 とりあえずコピーで大丈夫です。
cp /usr/local/etc/ssh/sshd_config.orig /usr/local/etc/ssh/sshd_config
2.6. (ここ超重要!!!) /opt/.filetool.lst に変更したファイルパスを追加する こんな感じになります。
opt home etc/shadow etc/passwd etc/sudoers usr/local/etc/ssh/sshd_config
2.7. (ここも超重要!!!) filetool.sh -b
してバックアップに含める
Tiny Core Linux は、起動毎にルートファイルシステムをバックアップから復元している(?)ようで、これをしないで再起動すると、変更が吹き飛びます。
2.8. VM再起動
2.9. (やや重要) ホストのSSH鍵を /opt/.filetool.lst
に追加してfiletool.sh -b
2.10. (基本) Vagrantの公開鍵を /home/vagrant/.ssh配下に配置する
- Box 化
- (やや重要) Vagrantfileの編集(なければ作って) こんなんになります。
module VagrantPlugins module GuestTinyCoreLinux module Cap class Halt def self.halt(machine) begin machine.communicate.sudo('poweroff') rescue Net::SSH::Disconnect, IOError # Ignore, this probably means connection closed because it # shut down and SSHd was stopped. end end end end class Guest < Vagrant.plugin('2', :guest) def detect?(machine) machine.communicate.test('[ "$(cat /etc/os-release | grep ^NAME | cut -d = -f2)" = "TinyCore" ]') end end end end Vagrant.configure("2") do |config| config.vm.define "tinycore" do |config| config.vm.box = "poad/tinycorelinux" config.ssh.username = "vagrant" config.ssh.password = "vagrant" config.ssh.shell = "sh" config.vm.synced_folder ".", "/vagrant", disabled: true config.vm.boot_timeout = 75 config.vm.graceful_halt_timeout = 35 config.vm.provider "virtualbox" do |vb| vb.memory = "2048" end end end
解説
module VagrantPlugins module GuestTinyCoreLinux module Cap class Halt def self.halt(machine) begin machine.communicate.sudo('poweroff') rescue Net::SSH::Disconnect, IOError # Ignore, this probably means connection closed because it # shut down and SSHd was stopped. end end end end class Guest < Vagrant.plugin('2', :guest) def detect?(machine) machine.communicate.test('[ "$(cat /etc/os-release | grep ^NAME | cut -d = -f2)" = "TinyCore" ]') end end end end
は、Vagrant Plugin の記述になります。
Tiny Core Linux か否かを Guest classの detect?メソッドを使用して確認します。(/etc/os-releaseのNAMEが TinyCoreであれば有効となるプラグインとなります。)
Tiny Core Linux であれば、vagrant halt
コマンドの実体は poweroff
を使うようにしています。
これで、Tiny Core Linux の起動と終了には問題が無くなった。 VirtualBoxの共有フォルダーが使えない?は仕方ない。
OpenBSDをVirtualBoxだけでUEFIインストール
VirtualBoxを使用して、UEFI起動するOpenBSD 6.4のVMを作成する手順です。 UEFI起動するようにOpenBSD 6.4をインストールするには、 公式の手順ではUSB FlashメモリーなどのUSB接続のストレージが必要となってしまいます。 でも、VM作るのにUSB接続のストレージなんか使いたくない!って人のための手順です。
- Linux VM(〜BSDのVMでも良いし、VirtualBoxでマウント出来るディスクイメージへdd出来るなら、ホストOSを使っても良い)を用意します。
- Linux VMに1GBくらいの仮想HDDを追加します。
- https://www.openbsd.org/faq/faq4.html#Download から、installXX.fs をダウンロードします。
- Linux VMから 2.で追加した仮想HDDへ、ddコマンドを使用してinstallXX.fs イメージを書き込みます。(ここ重要)
- OpenBSDをインストールするVMを作成し、installXX.fs イメージを書き込んだ仮想HDDを接続します。
- このこのVMには、OpenBSDをインストールする先の仮想HDDも必要となります
本当なら、installXX.iso や cdXX.isoでUEFI起動出来ればいいのですけどね。。。
余談ですが、上記手順でインストールして、拙著のQiita記事qiita.com の手順に構築したVagrant Boxもあります。 app.vagrantup.com
Phoenix (Elixir) を動かしてみる
準備
Elixir のインストール
基本的にはPhoenixやElixirの公式サイトを参照していただきたい。 Homebrewインストール済みのmacOS を使って開発しているため、Homebrewを使ってインストールする。
brew install elixir
インストールされたバージョン
$ iex -v Erlang/OTP 21 [erts-10.2.1] [source] [64-bit] [smp:8:8] [ds:8:8:10] [async-threads:1] [hipe] [dtrace] IEx 1.7.4 (compiled with Erlang/OTP 21) $
PostgreSQLの起動
ホストに直接インストールしても良い。 インストール手順はPostgreSQLの公式サイトを参照していただきたい。
今回は、ホストの環境はあまり汚したくないため、Dockerコンテナーとして起動する。
docker run -d --name postgres -p 5432:5432 postgres:alpine
実行
Phoenix をインストールして起動する。
mix local.hex # Phoenix のインストール mix archive.install hex phx_new 1.4.0 # プロジェクト作成 mix phx.new phoenix_example cd phoenix_example # DBの設定(create databaseされます) mix ecto.create # Phoenix サーバーの起動 mix phx.server
http://localhost:4000 へアクセスすれば、Phoenixのデフォルトページが表示されるはず。
備考
Phoenix のインストール( mix archive.install hex phx_new
)時にバージョン指定しないと 1.2.5がインストールされる。
mix phx.server
に失敗するため、バージョン指定している。
Arch Linuxのインストール
目的
VirtualBox上に開発環境を構築しているが、Ubuntu ベースでは不要なアプリがインストールされてしまったりする。 その改善のため、Arch Linuxに乗り換えを検討するためにインストールしてみる。
やったこと
ArchWiki の日本語訳ドキュメント インストールガイド - ArchWiki を参考に、UEFI起動するArch Linuxをインストールした。
ハマりどころ
- gdisk で ESP作成する
インストールガイド - ArchWiki にも、UEFIの場合のインストール設定が記述されているがイマイチ分かりづらい。
gdisk コマンドの o コマンドでGPT作成し、2つパーティションを作成する。
このとき、1つ目のパーティションのtypeは、 ef00
とする必要がある。
また、 ef00
としたパーティションは、 mkfs.fat -F 32 <device>
として、FAT32にする。
RadikaでSystem.IO.IOException: new Microsoft.DirectX.DirectSound.SecondaryBuffer ---> アプリケーションでエラーが発生しました。 -2005401420 (DSERR_BUFFERTOOSMALL) 場所 Microsoft.DirectX.DirectSound.SecondaryBuffer..ctor(BufferDescription desc, Device parent)が発生する場合の対処
Radikaで
System.IO.IOException: new Microsoft.DirectX.DirectSound.SecondaryBuffer ---> アプリケーションでエラーが発生しました。
- 2005401420 (DSERR_BUFFERTOOSMALL)
場所 Microsoft.DirectX.DirectSound.SecondaryBuffer..ctor(BufferDescription desc, Device parent)
が発生する場合、
ツール -> オプション -> 再生で「再生バッファ(ミリ秒)」の値を大きくする。
デフォルトだと4000くらいになっていたと思いますが、100とか小さい値を設定すると、System.IO.IOException: new Microsoft.DirectX.DirectSound.SecondaryBuffer ---> アプリケーションでエラーが発生しました。
- 2005401420 (DSERR_BUFFERTOOSMALL)
場所 Microsoft.DirectX.DirectSound.SecondaryBuffer..ctor(BufferDescription desc, Device parent)
が発生するようです。